前回は、ケヤキの原木の入手でしたが、色々と葛藤してくり抜きに成功しました。
色々と試行錯誤してみたので、まとめてみます。
ケヤキのくり抜きに挑戦!
太鼓の作成を記事にしている人がいたので、先輩方の作成方法などを見ながらやっていきたいと思います。
丸太のくり抜きも、どうやら臼の作成や養蜂の方のハチの巣箱などでやられているようなので、そのへんも参考にさせて頂こうと思います。
太鼓作りに参考になった先輩方
太鼓作りに凄く参考になった先輩方を紹介します。
しまねのたんぺさん
心響太鼓工房 和太鼓さん
三重のたかちゃん さん
ケヤキのくり抜きに参考になった資料
まず、ケヤキなどの丸太のくり抜きに参考になったのを紹介します。
チェーンソーを使ってミツバチの巣箱作り
チェンソーで松の丸太のくり貫き アタッチメント
くり抜き
ケヤキくり抜きチェーンソー治具の作成
色々と調べてみて、くり抜きは大変そうなので、養蜂の方のチェーンソーくり抜き治具参考に、激安で作成してみたいと思います。
貧乏囃子には資金がないので、自力でがんばります。
アイデアとしては、簡単に安い予算でしかも、どこでも調達ができるというのは一番です。
とりあえずホームセンターへ行って、良さそうなものを買ってきました。
ポストジンク鋼管を使う事にしました。
直行のクランプで対応。
買ってきたポストジンク鋼管をサンダーで切断。
チェーンソーを接続するのに万力を使います。
万力は、ダイソーで入手。
サンダーで万力を削ります。
ここは、パイプと接合するので、出来るだけ接地面を多くするために削りました。
イメージは、こんな感じになります。
実際に組み立てて、完成したチェーンソー治具はこんな感じです。
これに、万力にチェーンソーを挟んでくり抜きをします。
意外と切れに抜くことができました。
やはり、ケヤキは凄く硬くて大変でした。
このくり抜きチェーンソー治具は、もう少し改善する余地があるので、少し手直してみたいと思います。
附締太鼓のくり抜き
見て分かる通り、このくり抜きは二重になっていて、外側と内側の太鼓を抜こうという作戦で、無駄にしないように、キレイに抜くのが課題です。
前回は、外側の太鼓胴を抜きましたが、その際に、どうしてもクランプの接合点が弱いので、知り合いの板金屋さんにお願いして溶接してもらいました。
それと、今回は芯出しのパイプを取って、より頑丈にしてみました。
どうしても、接続部品が多いと歪んだりしますからね。
今回は、芯出しなしで、若干芯がズレていますが、使ってみたいのでやっちゃいます。
いざ、丸太のくり抜き!
10分であっさりくり抜き完了。
この治具は凄く楽にくり抜きできます。
中心からの距離が短いのと、円の長さもないので簡単でした。
ただ、問題が一つ。
芯を出していないのと、チェーンソーのバーの幅があるので、円に対してどうしても多く削ってしまう点です。
これは、少しもったいない気がします。
内側と外側では、くり抜きでのチェーンソーが入った隙間が違います。
それでも、初めてとしては良い出来だと思います。
最後に、改良した点をもう一つ。
チェーンソーに取り付ける部分が、刃に当たってしまうので、少し万力を削りました。
これで、直接チェーンソーに取り付けが可能です。
まとめ
まだ、課題はありますが、意外とくり抜きは簡単に進みそうな気が済ます。
後は、荒胴作業で整形をどうやるか、色々と考えています。